エイズという病気は未だに治療法が確立されていない恐ろしい病気です。
エイズがどんな病気かを簡単に解説するとHIVウイルスというウイルスによって体内の免疫力が破壊されていく病気です。

私たちは日常的に無数のウイルスから攻撃を受けている状態なのですが、免疫力のお陰でこれらのウイルスを撃退できています。
ところがHIVウイルスに感染し、エイズを発症することで免疫力がなくなり、普段かからないような病気にかかって死に至るのです。

HIVウイルス自体はとても感染力が弱く普通の生活をしている場合はエイズを発症することはほぼありません。
エイズは性病の一つです。
性病ですから、主に性行為によって感染します。

エイズ患者の割合を見ると、実は圧倒的に男性の方が多いです。
男性の方が多い理由、それはエイズを発症する感染ルートに大きな要因があります。

男性のエイズ患者の大半は同性愛者です。
つまり同性同士の性行為によってエイズを発症しています。
男性の同性同士による性行為はペニス自体に傷がつきやすくなったり、出血を起こしやすいです。
エイズウイルスは傷口からの感染が主なので、男性同士の性行為自体がエイズに感染しやすい条件がそろっているという事になります。

また、男性同士ですから、妊娠の心配もありません。
妊娠の心配がないという事は、避妊具であるコンドームを装着する必要もなくなります。
コンドームを装着しないままセックスするということは粘膜同士が触れ合うことになるため、粘膜に存在しているエイズウイルスの感染率もおのずと高くなります。

男性と比べると患者数は少ないものの、女性のエイズ患者も存在しています。
女性が発症するケースも男性とそれほど変わらず、同性同士の性行為による発症が大きな原因です。

特に若い男女は快感に負けて避妊具なしで性行為に及ぶ事が多く、直接触れた粘膜同士からエイズに感染する可能性ももちろんあります。
また、性行為をしなくても男女間のキスによって発症する場合もあります。

HIVに感染してもエイズを発症させないことができる

エイズに関しては、たくさんの人が大きな誤解をしていることが一つあります。
多くの人はHIVウイルスに感染したイコール、エイズを発症したという認識がありますが、実はそうではありません。
HIVに感染してからエイズを発症するまでにはとても長期にわたる潜伏期間があります。

そして、その潜伏期間中にHIVウイルスに感染していることに気づくことが出来れば、適切な対策をとることによってエイズを発症させないようにすることが出来ます。

まずはとにかく早期発見が重要です。
HIVに感染すると、熱が出たり喉の痛みを感じるようになります。
しかしこれらは風邪やインフルエンザの症状ととてもよく似ているので、見過ごしてしまいがちです。
この時に異変をいち早く察知し、自分がHIVに感染していることを知ることがエイズ発症の予防のためにはとても重要です。

自分が感染していることを知ったら、とにかく病院に行きましょう。
病院でも感染しているかどうかのチェックがおこなわれ、実際にHIVに感染していることが実証されれば治療がおこなわれます。
治療は主に投薬治療が主で、病院に入院して手術を受けるようなことはありません。
最近の医学はとても進歩しているため、病院から処方された薬を飲み続けていればHIVからエイズを発症することなく、そのまま天寿を全うできるようになりました。

HIVに感染した人は自分自身だけではなく、周りの人に対する配慮も忘れないようにしなければいけません。
自分の不注意によってHIVの感染者を広げないようにする必要があります。

歯ブラシや髭剃りなど、血液が付着する可能性があるものは必ず他の人と共同で使わないようにしましょう。
それだけを心がけていれば他の人にHIVウイルスをばらまいたりすることはありません。